宮沢賢治「旅程幻想」詩碑建立工事始まる

宮沢賢治がイーハトーブ三陸海岸を旅行した1925年、大槌川河原で詠んだと推定される「旅程幻想」の詩碑建立工事が大槌駅隣で始まりました。

これに先立って、12月11日から1月31日まで開始したクラウドファンディングでは、多くの皆さまがたよりご支援いただき、目標の150万円を上回る169.5万円が集まり見事目標達成することが出来ました。ありがとうございました。しかし、これからがまたひと苦労で、工事打合せ、除幕式準備、対外折衝と毎週会員が集まり進捗状況を話し合い、3月16日の除幕式まで気の抜けない日が続きます。

工事現場では、3月24日から開通する三陸リアス線釜石―宮古間の試運転が始まっており、上の写真に大槌駅に停車しているディーゼル車が見えます。

「旅程幻想」詩碑建立されますと、三陸海岸旅行で詠んだ6篇の詩碑が揃うことになり、これらを結ぶ新たな賢治の旅を追体験する周遊ルートづくりが可能となります。その時は、各市町村連携した体制で我々が皆さんをご案内いたします。乞うご期待!