1月28日 三陸道浪板からの暁穹

大槌宮沢賢治研究会では、1月8日に早朝6時から暁穹観察会および「暁穹への嫉妬」」朗読会をおこないました。その後、恒例になっている朝食会を、ホテルはまぎくでバイキング料理を堪能しました。

あれから3週間ほどたった28日、何時もとは違った暁穹が見ることが出来ましたのでお知らせします。今朝は、この後も太陽は顔を出すこともなく、午前中曇り日でしたが、三陸道浪板付近を通る車の運転手さんには,自然の特別なドラマを感動して観ていただくことができたと思います。来月末位になると水平線から昇日の出を、車を運転しながら拝めるようになります。これは通行する運転者の方々に一日のパワーを与えることことでしょう、浪板の新しい財産になるのではないでしょうか。(ベルガ―ディア鯨山から撮影)

 

またまた強風被害

咋日夕方から強風が夜通し吹き荒れた。朝になり周囲を点検したところ異常はなく一安心していた。というのも、10月7日の台風25号、瞬間最大風速33,8m/時でキッキの森の栗の木が折れ隣家の庭のフエンスを破損してしまった、修理の保険金支払いも済んでいない状況にあったが、12月13日に長野のツリークライマー小林清さんを頼み枝を伐採してもらったばかりだったからだ。

朝になっても強風は収まらなかったが、私は庭の松の選定をしていた。風で揺れる松の木にしがみつきながら「ちょっと問題あるな」と感じていた。11時頃、妻が「大変」と小走りにやってきて「杉の木が折れて電線に寄りかかっている」と話す。またかと思いながらキッキの森にいってみると、防集団地の道路側に直径20㎝ぐらいの杉が地上2.5mぐらいで折れ電線に倒れ込んでいた。道路を通行中の車もあり、すぐに消防署に通報した。しばらくして町役場の車が来た、それから消防車がサイレンを鳴らして到着、電力会社のパトロールカー、次いでパトカーが来て、救急車までやってきた一大事件である。

それから2時間ほどして電力会社の作業車が到着した。周囲に停電の連絡をとった後、木の除去作業を開始した。

作業に要した時間は10分、通電の連絡をして15分。全ての作業は終わったが20m程の丸太が1本残った。風が吹くたびに心配の種が尽きない状況も困るので115本の杉の木を全部伐採することにし森林組合に連絡をとり見積もりを出してもらうことにする。それにしても、元々辺り一帯が杉林だったのが開発により回りの杉が伐られ、家々が建った。残った我が家の杉が風当たりが強くなり影響を受けることになり、伐採しなければならなくなるのはどう考えても理不尽だと思うが、そう思うのは間違いなのだろうか?

今年もイクラづくり

12月4日、所用があって宮古に行きました。帰りに魚菜市場に寄ってみると、年末らしく新巻き、生イクラ、アワビ、ホタテ等が各店ごとに並んでいます。

生イクラは昨年よりも安くキログラム当たり6800円、昨年は10000円位したと思う。メス鮭が1尾6000円程で売っていたので手間はかかるがお得だと思い、自分で「しょうゆイクラ」を作ると買ってきた。家に帰るなり「さぁーつくるぞー」と包丁片手に鮭の腹を割ると、膜に包まった生子が二腹、二つで1000キログラム程あり、思った通りと笑いが自然と出てきました。生子を膜から外すべくラケットでしごきバラバラにして、人肌の温度の塩水で3回洗い水切りをしました。

次に清酒を熱し、火を付けアルコール分を飛ばし、それに醤油を60度ほどに温めたものを混ぜ漬け込み液を作り、覚ました漬け込み液を容器に入れた生イクラにかけ一晩取り置きすると出来上がり。美味しいイクラご飯が食べられます。(このレシピ―は日本料理店より教わる)

どうですか、食べたいと思うでしょう。まだありますよ。何でも自分で作って食べるものは美味しいものです。

 

2冊目の著書「風の電話」とグリーフケア出版

10月31日2冊目の著書となる「風の電話」とグリーフケア。こころに寄り添うケアについてのタイトルで出版されました。慶應義塾大学医学部感染制御センターの矢永先生との編著になります。

1作目「風の電話」は、なぜ創られたのか、それを通してなにを見、なにを考え、なにをやろうとしているのかという内容になっています。そして、2作目となる著書は、風の電話を訪れた人々のメッセージを丁寧に拾い上げ、悲嘆のプロセスとグリーフケアについて多面的に検討しています。災害支援、遺族や看取りのケアに携わる援助者に必見の書となっています。

本文には米国の精神科医Van Dyke先生の「風の電話」はセラピストのいない、グリーフを抱えた方が自ら行うセラピーなのだと言う解説。また、ハーバード大学のIan jared Miller教授のなぜハーバード大学で「風の電話」を授業で取り入れているのか等々独自の見解が語られています。

全国の書店又はAmazonにて発売中です。

 

 

岩手日報文化賞の受賞について

報告が大分遅くなりましたが去る11月3日、岩手日報社より各分野で活躍され、本県の発展に貢献された方々に岩手日報文化賞並びに体育賞を贈り、その功績をたたえるとし、ベルガ―ディア鯨山の活動が評価され文化賞社会部門を受賞しました。

「風の電話」という場については、深い悲しみの中にある方々が自分自身との心の対話によって混乱している思考を整理し、本来持っている自分の生命力を取り戻すため、自分が主体的に行動することを促して行くところであり、グリーフを抱えた人たちが独自で行うセラピーと言える。自分自身に語り掛けることは自己の発見であり、自己意識が言葉という形で現れることで断ち切られた思いをつなぐことができる。悲しみ、苦しみ絶望感から、つながることが出来るという希望の光を持つことが自らを納得させ、悲しみや苦しみから解放され、癒されると感じ意識の向け換えが出来るのではないだろうか。

また、被災地は今明るい未来像を求めており、明るい未来像は夢を見ることから始まります。将来のあるべき姿をしっかり思い描くには原動力となるものが必要であり、音楽を始めとする文化芸術活動にはその力があります。そして、それを届けることが大切であり、長期的な活動になることから将来を託す子どもを含めた音楽祭や読み聞かせ会、児童書を集めた「森の図書館」活動等が評価されたようです。

この度の受賞は支援してくれる皆さまを含めた活動に対するものだと思っています。よって、副賞の30万円は北海道 地震被災地に義援金として全額寄付いたしました。どうぞご了解して頂きたいと想います。