木ッ木の森でクルミ大収穫

台風18号の通過で大量にクルミの実が落ちた。その後も落ちつづけ、今日まででカゴ一杯になりました。(後ろの味噌たると比べてみて)一昨年まではジャングルのように木が繁っていて、中に入ることも出来なかった。昨年はと言うと、不作で実りませんでした。

昨年の今頃にボランティアの皆さんとツリーハウスをつくるために下準備として、必要無い木の伐採や刈払いをしました。明るくなった森は「木ッ木の森」と名づけられ、今ではツリーハウスも出来、子供達・・・・・ん「大人達もだな」の遊び場になっています。

明るく、日の光が入ることによってクルミの実りも良くなったのだと思われます。何時かこの環境で、宮沢賢治の「注文の多い料理店」の朗読とチェロのコンサートが出来ればと考えております。

君は見たか?

台風18号が各地で猛威を振るったが、岩手を通過したと思われ9月16日午後5時30分頃、南東の空に虹が見られました。雨上がりで薄暗くなっていたがはっきりと見えました。

妻が色がどうのこうの言うのでもう一度見てみると、な・・・なんと虹が二重にかかっているではないですか。それからが大変、カメラ、カメラとようやくさがし一枚撮ったらなんということか電池切れ・・・・・・貴重な一枚となりました。

今まで見たことが無いことからインターネットで検索するとあるんですねー見た人が、それにはダブルレインボー(二重虹)を見た人は「幸せになる」「願い事が叶う」とありました。

さて、あなたはこの幸運な虹を見ましたか?(画面中央の右側にほんのり見えます)

幻想的「風の電話」スピリチュアルな世界

9月11日、午後10時45分その時が来た。

画面に映し出された「風の電話」は暗闇の中に幻想的に浮かび上がり、虫の音がより一層静けさを深めていた。

当日は、午後2時ごろに電源車、中継車、機材車、スタッフを乗せたタクシー等が次々に到着し17人のスタッフ達によってカメラ、照明機、音響装置などが設置されていった。

設置が終わると即、テストに入り何回も何回も繰り返し行われた。ようやくデレクターのOKが出て夕食の弁当を食べたのは8時を過ぎていました。食べ終わる間もなくスタッフ達はそれぞれの持ち場に戻り個々のテストをくりかえしています。本番に失敗したら次の仕事は確実に回ってこないでしょう、ですからスタッフ達の緊張がこちらにも伝わってきます。

音響効果担当の者は、電話ボックス後ろの暗闇でうずくまっています、蚊よけスプレーをかけていましたが何箇所か刺された事でしょう。

結論を急ぎ目に見えるもの、耳に聞こえるもののみに価値を置く世の中。目に見えないもの、耳に聞こえないものにこそ本当に大事なこと、大切なことが隠されていると言うことを改めて感じさせてくれた一日でした。

それにしても感動の余韻が残る古館さんの語りと「風の電話」ボックスの映像でした。会えなくなった方に、想いを風に乗せて伝える「風の電話」実用的ではないですが、大切な人を失った方にとっては心のインフラとして必要なものであると考えております。スタジオおよび、現場の関係者の皆さんご苦労様でしたそしてありがとうございました。

報道ステーションで「風の電話」が!

3・11東日本大震災から9月11日で2年6ヶ月目の月命日にあたります。数多くの方々が犠牲となり、未だ行方不明のまま家族のもとへ帰っていない方も多くいます。

報道ステーション(テレビ朝日)では、月命日にあたる毎月11日は岩手、宮城、福島と順に震災後の今について報道しているとの事です。最後の最後まで家族のことを思いながら亡くなられた方の想い、残された遺族の想い、それらを風に乗せてつなぐ「風の電話」。9月11日夜22時過ぎ頃に、ベルガーディア鯨山より生中継される予定です。

私自身、震災で犠牲となった被害者を悼み、次の詩を奉げ追悼したいと思います。


「あの故郷(まち)に帰ろう」

佐々木 格

あの日僕は誰にも告げず故郷を出た
途中何度も家族の笑顔が僕を引き戻そうとした
見えない大きな力が僕を包み
故郷から遠く引き離した

そこは見知らぬ街で僕は迷い混乱した
行きつけの店も知った顔も懐かしい花の香りもここにはない
はてしない暗闇が続く街
ここの街外れは何処にある
僕の居場所はどこにある

帰りたい
もとの森や小川のある故郷がいい
小さなマーケットと美容室それに小さな花屋があればいい
帰りたい
僕が笑い君と家族が笑う故郷
みんなで肩寄せあえるところがいい

今は笑顔で話す僕はいない
だけど君には見えるはず
君と家族の住むあの故郷が僕の居場所
何時もいるよ
愛する人が幸せに暮らせるように
何時もいるよ
いつも傍に寄り添い手を差しだせるように
あの故郷に帰ろう

見晴らし台つくり

「キッキの森」に見晴らし台を作ることにしました。場所は、滑車ロープ乗り口にある栗の木を利用しています。

デッキは、直径5cmぐらいの木の枝を利用しロープで縛って固定し、簡単な手摺を付けました。

階段はやはり木の枝を、双幹の栗の木に横にロープで固定するようにします。現在はまだ製作途中で、仮の鉄梯子を利用してデッキまで上がります。非常にラフに作っていますので上がっているとスリルがあり夏向きのポイントです。