珍客あらわる

我が家の庭、紅葉も落ち葉となり木々の根元に吹きだまり、その上を歩くと何かモコモコとした感触が伝わってきます。もう少し時間がたつと、今度は乾燥した葉がカサカサと心地よい音を立てて微塵と変わります。

そんな庭に突如としてカモシカが現れました。ここに暮らして20年になりますが3回目の遭遇になります。

体調1、5メートル、体重100キロ以上と思われる堂々たる体格の珍客です。見てくださいこのかわいい顔。怖がる様子もなく何かを食べ、口笛をヒュー、ヒュー吹き、こっちにこい、こいと手招きをすると此方を向き、何かを語りそうな表情で観ています。10分程、草や葉を食べ近くの森へ帰っていきました。これが25日午前中の出来事です。午後16時ごろ、暖炉の薪を準備をしている最中ふと空を見ると異様な雲が夕日を浴び輝いていました。

どうですか。写真ではあまり迫力は感じませんが、驚きました。大急ぎで妻を呼び、その見たこともない雲を眺めていました。何か明日はもっと楽しいことが起こりそうなわくわくした気持ちになります。