木ッ木の森とツリーハウス

子どもたちが自然の中で思いっきり遊べる場所は、リスの「キキッ、キッキ」という鳴き声が聞こえるであることから「木ッ木の森(キッキの森)」と名付けました。

ツリーハウスは建築当時、仮設住宅に住んでいた男性のみなさんに手伝ってもらいました。男性は家に閉じこもりがちですがものづくりが好きな人が多く、しかもツリーハウスという大型プロジェクトに参加してもらうことで外に出るきっかけになりました。ツリーハウスの建築は「大人の遊び」と称して童心に帰ったひと時でもありました。そんな「隣組のおじさんたち」の多大な協力のもとで、ツリーハウスの完成に至ります。

森の中の秘密基地でもあるツリーハウスは、大人にも子どもにも大人気。ツリーハウスから、そして見晴し台から見える景色は、地面から見るそれとはまるで違い、たくさんの発見に溢れています。

ブランコやターザンロープ、ハンモックなどを置いていますが、感性豊かな子どもたちは自然の中に遊び道具を見つけ、楽しい時間を過ごします。そんな時、木ッ木の森は歓声で溢れます。

木ッ木の森は感性を育むだけでなく、自然の恵みをもたらしおなかを満たしてくれる森でもあります。毎年、栗やクルミが採れます。タイミングが良ければ、みなさんにもおすそ分けできるかもしれません。

この自然豊かな森の中で、バーベキュー大会や焼き芋大会、森のコンサート等を開催し、多くの人が交流する場を提供しています。