ベルガーディア鯨山について

ベルガーディア鯨山は「いずれ生まれるであろう孫たちに『田舎らしい田舎』を作ってたくさんのことを体験してもらいたい」という思いから始まりました。そしてオープンガーデンとして開園から10年以上もの間、癒やしの空間として人々に親しまれてきました。

2011年の東日本大震災では、鯨山の麓にある浪板海岸も津波に襲われました。たくさんの方が命を落とした中、「自分は生かされた。だからベルガーディアが誰かの役に立つ場所にしてきたい」と考え、「風の電話」による心のケア、「森の図書館」による子ども達の感性の育み、障がい者の自立支援等に活動の幅を広げながら、ガーデンデザイナーとして鯨山の環境整備・維持管理を行っています。

多種多様な草花で溢れるガーデン、森の図書館や石積みの舞台、木ッ木の森やツリーハウスも一つひとつが手作りで夫婦2人で管理しています。

喪失感(グリーフ)や悩みを抱える人が心を癒し日常に戻れるきっかけになるように、また、人々が集い心を交わし、そして未来を担う子どもたちの感性と心を育む場所として「地図にない田舎 ベルガーディア鯨山」であり続けたいと願っています。


施設概要
名   称ベルガーディア鯨山
設   立2000年(平成12年)9月
代表責任者佐々木 格
(ガーデンデザイナー、実務園芸師、樹医)
所 在 地〒028-1101 岩手県上閉伊郡大槌町浪板9-36-9
連 絡 先TEL/FAX: 0193-44-2544
開   園10:00〜16:00(定休:月曜日)
概   要1. 鯨山の環境整備、維持管理
2. 下記施設の運営・管理
・森の図書館
・風の電話
・海を望むガーデン
・ガーデンカフェ「Ever Green」
・縄文ステージ
・木ッ木の森とツリーハウス
・鍛治工房
3. ベルガーディア鯨山でのイベント企画・運営