海を望むガーデン

山の中で海が見えて庭が広がるこの場所は、4,500年前の縄文中期において縄文人が暮らしていた白石遺跡です。縄文人が見たであろう海から昇る日の出を、21世紀に暮らす私たちが見ることが出来ます。また季節によって咲き乱れる花越に船越湾の海が一望できます。

アーチに巻き付いたつるバラの他、多種多様な草花、ハーブが植えてあり、爽やかな緑に包まれたナチュラルガーデンとなっています。ガーデンを単に花が咲いている庭としてだけではなく、ガーデンをひとつの芸術の域まで高めようと思っています。

ガーデン内ではおたまじゃくしがカエルになり、トンボの孵化が観察できるほど自然な作りで、野生のカルガモやキジ、リスや多くの小鳥たちが生き生きとした姿を見せてくれます。

朝は海から上る太陽に照らされて黄金に輝き、夕方には鯨山に沈む夕日にガーデンは赤く染まります。また霧に包まれることもあり、1日の時間の流れの中で様々な表情を見せてくれる魅力あるガーデンです。

美しく手入れされたバラのアーチや、道でそっと咲くたおやかな花々など、場所によって様々な印象を残す魅力溢れる庭で、海からの霧、山からの風を感じながら季節の移り変わりをお楽しみください。