第1回 マイクロ・ライブラリーサミット開催

日本全国の「小さな図書館」が大阪・なんばに大集合します。

公共図書館や大学図書館、企業スポンサーによるものではなく、個人の思いや力で立ち上げられた小さな図書館が、日本各地で展開されています。

このような小さな図書館は、ともすればその存在が忘れられがちですが、私たちが本に接し、人と出会っていく上ではとても大事な役割を果たしています。

社会が複雑になり効率優先になるにつれて、お互いの顔が見え、相互に協力しあって運営されている小さな図書館の存在が再確認してもらえると考えています。

このような小さな図書館をつくっている人たちが、夢や体験を語り合い、共有できる場をつくりたいと思い、「まちライブラリー」の提唱活動をしている: 礒井純充さん等の呼びかけで開催されることになりました。

近くにお住まいの皆様には是非お出かけ頂き、その主旨を共有していただきたいと思います。

日時: 2013年8月24日(土)10:00〜20:00
14:15〜「森の図書館」のプレゼン
場所: まちライブラリー@大阪府立大学
大阪市浪速区敷津東2-1-41
南海なんば第1ビル I-siteなんば3階
参加費: 1,000円(資料代込)
交流パーティー 2,000円
主催: マイクロ・ライブラリーサミット実行委員会

 

賢治展に熱い感動!

去る、5月3日賢治展のイベントであるチェロコンサート・朗読会また、終了後の懇談会と五月晴れの青空にブナの新緑がチラチラと輝き、朗読の間合い薫風が頬をサッーと撫でていく絶妙の自然舞台装置の中、田中雅弘さんのチェロがエルガーの「愛の挨拶」を奏でました。

続いて、牛崎敏哉さんが「虔十公園林」を動作を交えながら語り、田中さんがチェロを合わせる。牛崎さんの朗々とした、まさに賢治が理想とした生き方を具現しているかのような語りは会場全員を熱い感動で包み込みました。

又、「雨ニモマケズ」の詩の朗読にも今被災地で何故多くの人達がこの詩に共感を覚えるのか理解出来るような語り口だったと感じました。雨ニモマケズの賢治が憧れたデクノボーが「虔十公園林」の中にいる虔十さんその人であることは間違いないところだと思います。

懇談会のテーマ、「賢治が被災地大槌に立つたなら雨ニモマケズを説いただろうか」。

賢治は、釜石宮沢薬局の叔父さんのところに度々来ていて水産加工にも興味を持ち、自身も水産加工をやりたいと思っていたと言います。そういうことから震災後は必ず被災地には来ていただろう。しかし、「雨ニモマケズ」は病床で手帳に書きとめたように作品として発表するつもりは無かった。また自信の生き方の理想を書き留めたもので人に説くことはなかったと思われると言う結論です。

懇談会が終了したのは17時過ぎていました。それでもまだ感動覚めやらぬ様子で庭をうろうろしている人達がいました。多くの皆様の協力と賢治の生き方への熱き想い、自然環境等が一体と成り大きな感動を生み出したと感じております。関係者すべての人達に感謝申し上げます。

世界のクリスマス絵本&蜜蝋キヤンドル展示会

森の図書館では、12月1日~来年1月30日まで「世界のクリスマス絵本&蜜蝋キャンドル」の展示をしています。

いろいろな国のクリスマスの様子を知ることが出来、親子で楽しむことが出来ると思います。是非、森の図書館に来てね!。

地元大槌産の蜜蝋を使った蜜蝋キャンドルです。蜜蝋キャンドルを作る方法にはモールド法と浸漬法があります。写真のような複雑な形のキャンドルは、型に溶けた蜜蝋を流し込んで作るモールド法で作ります。

浸漬法は、米バーモント州の絵本作家でガーデナーでもあったターシャ・テューダーさんが、冬を前に1年分作ったという方法で溶けた蜜蝋に芯を何回も浸漬させながら太らせていきます。出来上がりが一様でなく、それぞれ個性的なスタイルになります。

ベルガーディア鯨山では12月24日、9時30分~浸漬法による蜜蝋キャンドルを作ります。希望者はご連絡下さい。


日 時: 12月24日 9時30分~約3時間位
場 所: ベルガーディア鯨山
参加費: 3,000円/人(ケーキセット付き)
連絡先: 0193-44-2544(佐々木)

 

盛岡のトークライブ無事終了

11月22日岩手日英協会設立30周年記念祝賀会に「ベルガーディア鯨山『イングリッシュガーデンから心の復興』を想う」の活動報告をしてきました。司会者の鈴木満先生です。

心の架け橋は日本精神科救急学会の公募に全国から応じてくれたメンタルヘルス専門家による被災地支援活動を行っています。そして、様々な分野の方々との間に橋を架けることで、被災した方々に支援が届くためのお手伝いをするNPOです。

第1回の架け橋トークライブにお招きいただきベルガーディアイングリッシュガーデンから心の復興を想うと題しまして100分を超えるトークライブをいたしました。

当日は、精神科医師、臨床心理士、岩手日英協会、岩手県立大看護学部講師、精神保健福祉士等など心のケアの専門家にお集まりいただき、有意義な時間を過ごさせてもらいました。

ベルガーディア鯨山はこれからも、子供達の感性の育み。

被災者の心のケアのお手伝い。障がい者の支援とケアのお手伝いを活動の柱としていきます。皆様のご協力を宜しくお願いいたします。

英国臨時代理大使Julia Longbottom氏とその夫のRichard Sciver氏と。

 

トークライブのお知らせ

ホテルメトロポリタン盛岡にてトークライブ「ベルガーディア鯨山より『心の復興』を想う」を行います。


11月22日 岩手日英交流協会30周年記念式典懇親会
18時30分~記念式典
19時00分~懇親会(ベルガーディア鯨山より活動報告)


11月23日 ホテルメトロポリタン盛岡「すずらん」にてトークライブ
14時00~15時30分
内 容:大槌ベルガーディア鯨山より「心の復興」を想う
入 場:入場無料
話し手:佐々木 格
主 催:心の架け橋(こころがけ)


「風の電話」を訪れる若者たち。