幻想的「風の電話」スピリチュアルな世界

9月11日、午後10時45分その時が来た。

画面に映し出された「風の電話」は暗闇の中に幻想的に浮かび上がり、虫の音がより一層静けさを深めていた。

当日は、午後2時ごろに電源車、中継車、機材車、スタッフを乗せたタクシー等が次々に到着し17人のスタッフ達によってカメラ、照明機、音響装置などが設置されていった。

設置が終わると即、テストに入り何回も何回も繰り返し行われた。ようやくデレクターのOKが出て夕食の弁当を食べたのは8時を過ぎていました。食べ終わる間もなくスタッフ達はそれぞれの持ち場に戻り個々のテストをくりかえしています。本番に失敗したら次の仕事は確実に回ってこないでしょう、ですからスタッフ達の緊張がこちらにも伝わってきます。

音響効果担当の者は、電話ボックス後ろの暗闇でうずくまっています、蚊よけスプレーをかけていましたが何箇所か刺された事でしょう。

結論を急ぎ目に見えるもの、耳に聞こえるもののみに価値を置く世の中。目に見えないもの、耳に聞こえないものにこそ本当に大事なこと、大切なことが隠されていると言うことを改めて感じさせてくれた一日でした。

それにしても感動の余韻が残る古館さんの語りと「風の電話」ボックスの映像でした。会えなくなった方に、想いを風に乗せて伝える「風の電話」実用的ではないですが、大切な人を失った方にとっては心のインフラとして必要なものであると考えております。スタジオおよび、現場の関係者の皆さんご苦労様でしたそしてありがとうございました。

報道ステーションで「風の電話」が!

3・11東日本大震災から9月11日で2年6ヶ月目の月命日にあたります。数多くの方々が犠牲となり、未だ行方不明のまま家族のもとへ帰っていない方も多くいます。

報道ステーション(テレビ朝日)では、月命日にあたる毎月11日は岩手、宮城、福島と順に震災後の今について報道しているとの事です。最後の最後まで家族のことを思いながら亡くなられた方の想い、残された遺族の想い、それらを風に乗せてつなぐ「風の電話」。9月11日夜22時過ぎ頃に、ベルガーディア鯨山より生中継される予定です。

私自身、震災で犠牲となった被害者を悼み、次の詩を奉げ追悼したいと思います。


「あの故郷(まち)に帰ろう」

佐々木 格

あの日僕は誰にも告げず故郷を出た
途中何度も家族の笑顔が僕を引き戻そうとした
見えない大きな力が僕を包み
故郷から遠く引き離した

そこは見知らぬ街で僕は迷い混乱した
行きつけの店も知った顔も懐かしい花の香りもここにはない
はてしない暗闇が続く街
ここの街外れは何処にある
僕の居場所はどこにある

帰りたい
もとの森や小川のある故郷がいい
小さなマーケットと美容室それに小さな花屋があればいい
帰りたい
僕が笑い君と家族が笑う故郷
みんなで肩寄せあえるところがいい

今は笑顔で話す僕はいない
だけど君には見えるはず
君と家族の住むあの故郷が僕の居場所
何時もいるよ
愛する人が幸せに暮らせるように
何時もいるよ
いつも傍に寄り添い手を差しだせるように
あの故郷に帰ろう

第1回 マイクロ・ライブラリーサミット開催

日本全国の「小さな図書館」が大阪・なんばに大集合します。

公共図書館や大学図書館、企業スポンサーによるものではなく、個人の思いや力で立ち上げられた小さな図書館が、日本各地で展開されています。

このような小さな図書館は、ともすればその存在が忘れられがちですが、私たちが本に接し、人と出会っていく上ではとても大事な役割を果たしています。

社会が複雑になり効率優先になるにつれて、お互いの顔が見え、相互に協力しあって運営されている小さな図書館の存在が再確認してもらえると考えています。

このような小さな図書館をつくっている人たちが、夢や体験を語り合い、共有できる場をつくりたいと思い、「まちライブラリー」の提唱活動をしている: 礒井純充さん等の呼びかけで開催されることになりました。

近くにお住まいの皆様には是非お出かけ頂き、その主旨を共有していただきたいと思います。

日時: 2013年8月24日(土)10:00〜20:00
14:15〜「森の図書館」のプレゼン
場所: まちライブラリー@大阪府立大学
大阪市浪速区敷津東2-1-41
南海なんば第1ビル I-siteなんば3階
参加費: 1,000円(資料代込)
交流パーティー 2,000円
主催: マイクロ・ライブラリーサミット実行委員会

 

見晴らし台つくり

「キッキの森」に見晴らし台を作ることにしました。場所は、滑車ロープ乗り口にある栗の木を利用しています。

デッキは、直径5cmぐらいの木の枝を利用しロープで縛って固定し、簡単な手摺を付けました。

階段はやはり木の枝を、双幹の栗の木に横にロープで固定するようにします。現在はまだ製作途中で、仮の鉄梯子を利用してデッキまで上がります。非常にラフに作っていますので上がっているとスリルがあり夏向きのポイントです。

お詫び

6月8日NHKラジオ第1放送「土曜あさいちばん」復興へのメッセージと言う番組で「風の電話」についてインタビューがありました。放送後、視聴者の皆さんの反応も良好で、放送を聞いて感銘したというお便りが届いているとメールがあり、8月10日に再放送するという連絡がありました。早速、前回聞き漏らし、是非聞きたかったと言う方に連絡を取り8月10日を待ちました。

当日、ラジオから流れてきたのは野球用具を贈るという放送でした。連絡していた皆さんからは「何時か何時かと待っていたけれどどうしたの」とか「今日だったよね」と電話をいただきましたが、「今問い合わせています」としか言いようがありませんでした。

後でNHKさんからは、高校野球放送中であり、予定変更の可能性があったと連絡をもらいましたが、それを事前に連絡してもらえば皆様にご迷惑をおかけする事はなかったのにNHK内部で機能していなかったとみえます。お詫びと改めて8月24日に再放送するということでしたが、私の信頼は大きく傷ついてしまいました。NHKさんには、私はもう連絡は取らない、再放送の有無を含め自由にやって下さいと返事いたしました。

このような事情から「風の電話」「森の図書館」に来た皆様には嘘をついたことになり大変申し訳ございませんでした。お詫び申し上げます。

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