春の草花や花木が美しさを競い合い、幕を引くと待ってましたとばかりに牡丹、芍薬、モッコウバラが表舞台に立つ。花木では、メイフラワー、紅山法師、ゴールドチェーン、スノーボール等々が我がガーデンの立役者である。
出番を終え袖に引っ込むか引っ込まないうちに、艶やかなバラたちが芳香を漂わせ周りを圧倒して登場する。
この時期、新緑の初々しさは既になく、緑濃く枝が茂り、庭が閉鎖的に感じる。しかし、そのような環境だからこそバラの色も、香りもひときわ引き立つのかもしれない。
今年は、例年より早いのではと感じていたがやはりというか、一週間以上早めにシーズンを迎えたようです。しかし、早いのは花だけではなく、梅雨入りも早まりそうな気配で、とかくこの世はままならないように出来ているようです。