キッキの森の異変

キッキの森にある一本の「梨の木」。2年前に子供達の遊び場の開拓時に、危うく伐採されかけ一命をとり止めた木です。昨年も、何個かいびつな小さい実をつけていました。

大きさ、形からてっきり山梨だとばかり思っていました。そして、森を訪れた人に宮沢賢治の童話「やまなし」に出てくる山梨ですと話していました。

今年も同じようにいびつな小さい実が15~16個実り、段々元気になってきたなと感じていました。。しかし、落下しなくなってしばらくした今日、写真のような直径8cmと6cmの2個の梨が木の下にころがっていました。

えっ!・・・・思わず梨の木を見上げました。もしかしたらと言う思いは無かったわけではありませんでしたが、この大きの実を見ては、賢治の「やまなし」を語ることは出来なくなってしまいました。(皆さん、すみません間違っていました)。

残念だという思いとしかし、これは肥料をやれば立派な梨をつくれるようになるのではという現実的な思いが起きてきました。「どうやら品種は長十郎のようだ、あとは味見だ」と早速割って食べてみました。・・・・「うまい!これはいける」。頭の中は既に寒肥料を施す作業が始まっていました。