「キッキの森」に連日歓声ひびく

「キッキの森」に連日歓声が響いています。

7月28日、神奈川県より小清水さんとその仲間15人をはじめ、町職員林さんグループ、釜石から母親とこどもグループ、大分、高知、盛岡より婦人の友グループ、等30数人が又、8月1日には東京都恵泉女学園大学の皆さんと地元のこどもたち26人と、山田より若いカップルが訪れ梅雨の合間のひと時を楽しみました。

キッキの森であそぶ

去る7月20日、ベルガーディア鯨山の「キッキの森」に、子供、大人40数名が集まりました。NPOワーカーズコープが主催で「みんなのあそび場」ということで子供達に遊び場を提供するという主旨で集まった人達です。

ベルガーディアでは、「森の図書館」にきた子供達が、森の自然を相手に自由に遊べるようにブランコ、ターザンロープ、モンキーブリッジ、滑車ロープ、ツリーハウス(ふくろうの家)等を整備してきました。特に滑車ロープは、当初綿ロープを張ったのですがたるみが大きく実用的ではなかった。しかし町役場に、東京都から派遣職員としてきている林さんの協力でワイヤーロープに替えることが出来、はじめて子供も大人も楽しめる滑車ロープになった。そしてこれは度胸とスリルの要求を満たす遊びの主役になっています。

これからも森の木とロープを使ったエレベーターロープ、見晴台などを計画していますので益々おもしろい冒険、創造空間になっていくものと思います。自分でもわくわくしています。

ミキプルーン文庫から本を寄贈される

7月14日、三基商事株式会社より本を多数寄贈されました。これは、三基商事株式会社が社会貢献活動の一環として、ミキからこどもたちへ、本をプレゼントする、ミキプルーン文庫というものです。

今回165件の応募のなかの30件に「森の図書館」も入ることが出来ました。当日は、東北支店長の松澤さんを始め三基商事関係者。また今回、応募するに当たりお世話いただいた、「みちのく療育園」の三枚堂さん、佐藤さん、ミキプルーン代理店の小松さん、大船渡「こもれびの会」の皆さんのご出席を得て贈呈式を行いました。

本は、今あるものとダブらないようこちらから指定させていただきました。宮沢賢治の童話集、ピーターラビットの絵本全24巻、中学生までに読んでおきたい哲学全8巻、大型絵本(はらぺこあおむし、ぐりとぐら)、センスオブワンダー、ソローの森の生活等「森の図書館」に相応しい内容となっています。どうぞ気軽に立ち寄っり、ハンモックにゆられながら想像(創造)の世界を楽しんでください。

トップとスージー

しばらく振りに登場するカルガモのトップとスージー。この二羽はつがいで、手前が雌のスージーで、奥が雄のトップです。朝と夕方に餌(食パン)をねだりにやってきます。

二羽一緒にきたときのトップの態度ですが、スージーがお腹一杯(鳥の場合い胸かな)になるまで食べずに見ています。スージーが食べ終わるのを待ってから残ったパンを食べ始めます。毎回おなじです。えらいですよネ。

ただ、このカカア天下のつがいにも例外があります。それはバナナを与えた時に起きます。スージーはあまり好みではなく食べませんが、トップは大好物なのです。バナナを咥えると一目散に池に飛び立つて一人(一羽)でこっそり食べます。大好物を見た瞬間に夫であることを忘れてしまうのだろうか?普段紳士然とした立派な態度とのギャップの大きさに笑ってしまいますでもこれと同じようなことって自分にも、一般的に人間社会にもありますよネ。皆さんどう思いますか。

一関一高生30名「森の図書館」に!

7月8日快晴に恵まれた山道を、大型バスから降りた一高生の一団がベルガーディアにやってきました。図書活動の一環として、毎年各地の図書館をまわっているとの事。

今までは、公立の立派な図書館ばかりでしたが「たまには手作りの小さな図書館もいいか」といったところでしょうか森の図書館を訪れた。

当日は、カフェや、バー、病院にお寺まで。一角に本棚を置き、立ち寄る人に本を寄贈してもらう登録すれば誰でも借りられる。そんな図書コーナー「まちライブラリー」の提唱者である磯井 純光さんが見えられており、生徒達に本が人と人を結びつけると言うお話をしていただきました。非常にタイミング良く、生徒達にとっても有意義な活動になったのではないでしょうか。