バラの香りに包まれるガーデン

6月の中旬から早咲き、中旬咲き、遅咲きと日を追って咲いてきたバラも、ここ2,3日の雨で首を垂れ「まいったナー」といってるようです。

ベルガーディアの駐車場に入ると植え込みがあり、ヤマボウシが白い花を上向きに咲かせています。その後ろにはエゴ、ウツギ、そしてバラが花を競い合っているようです。

3メートル以上はある大アーチには、キフツゲートがするどい棘で絡み合い白い花を一杯咲かせています。反対側からは、ピエール・ドゥ・ロンサールが上品な白と淡いピンクのグラデーションを見せている。しかし、それらの花も下でわいわい騒ぎ、踊っているようなピノキョウやマージョリー・フェアーのようなピンクや赤の小輪のかわいい花があって生かされています。

香りですと、軽いスパイシーな感じのハマナス、ノイバラ。濃い、妖艶なモダン・ダマスクのバロン・ジロー・ドゥ・ラン。色ですと、まずピンク色の美しいメアリー・ローズ、そして深い赤のブラック・ティーあげられます。

原種では、ノイバラ(白、ピンク)、ハマナス(ピンク、白、黄色)、サンショウバラ、タカネイバラ、ドック・ローズ、ロサ・グラウカ、黄モッコウバラ等が見られ、他の草花、花木と混在しベルガーディアの香りのガーデンを演出しています。

尚ガーデン内には、エスプレッソコーヒー、カプチーノ、カフェラテとケーキが楽しめるガーデンカフェ「エバーグリーン」があり、より一層の「癒し」の空間となっています。