大阪府河内長野へ行く

 

 

11月23日朝5時起床、家を6時半に出て車で花巻空港に向かう。遠野あたりから雪がちらつき始め、針葉樹の緑に白く雪が付き一足早くクリスマスがきたような雰囲気です。花巻空港に着いた時にはあたり一面真っ白でした。今日の日を予想して21日にタイヤ交換して正解でした。

今日は大阪河内長野で第4回「ひょうたん島文化祭in河内長野」に招かれ「風の電話」から宮沢賢治へと題して2時間の講演会です。14時からの開演ですので間に合わせるために朝早く出て、9:10のJALで伊丹空港に向かうためでした。

大槌と河内長野は文化祭を通じて交流をし、東日本大震災の被災地としての大槌町の今を知ってもらうことを主体とし、子どもたちおよび河内長野市民の作品も共にそれぞれの文化祭で展示文化芸術交流としてお互いを深く理解しょうとしています。

被災地は今明るい未来像を求めています。明るい未来は夢を見ることから始まります。将来のあるべき姿を思い描くためには原動力となるものが必要です。音楽を始めとする芸術・文化にはその力があります。大槌と河内長野のこうした交流活動は将来につながります。子供たちを育てることで未来を託すことが出来ます。

今回の講演会・親睦会には、河内長野市市長、副市長を始め県議、市議それに武庫川女子大の河内鏡太郎教授、第27代に本さくらの女王辰巳由紀さんにもご来場いただき一段と華やかさが加わりました。ありがとうございました。

河内長野は自然がいっぱいで大槌に似ています。海はありませんが人々の優しさがあります。この会を主催する「大槌町を支援する河内長野市民の会」の皆さんは主に、河内長野ロータリーの方々でありそれぞれが役割分担をしっかりと遂行する、まとまりある素晴らしい集団だと感じました。ありがとうございました。これからもよろしくご指導をお願い致します。

こうして忙しかった8月から11月一杯のスケジュールをなんとか無事に過ごすことが出来ました。しかし、「風の電話」をめぐる動きはまだまだ続きそうです。人間忙しさが過ぎるのも、余裕がなくなるのも自分本来の姿を見失い、他人に対して寛容さを失います。気をつけねばなりませんネ。