高台移転予定地に希少植物

我が家のすぐ上の杉林が、浪板地区の防集移転地域に指定されました。

当初スケジュールでは、今年の2月から杉の伐採が始まり6月ぐらいから家の建設が可能になるとのことでしたが、大分遅れています。

そのような状況の中、いよいよ来週から杉の伐採が始まります。それに先立ち現地調査をした結果、希少植物のキンサイイラン、カヤ、クモキリソウ等々が見つかったので移植すると町と業者から説明があった。

それには私の方がビックリ驚いた。今まで個人の業者の開発が周囲に何件かあったが、自生する植物にまで思いをはせる業者はいなかったのですから、さすが大槌町!

しかし、考えてみるとこのような感性を持って復興に当たることが最も大切なことではないかと思います。単に住むところを造れば良いのではなく、そこの環境とうまく調和させていく地域づくりを応援します。

ペンキ塗り

森の図書館前のテラスに置いてあるテーブルセット、木製のためペンキ塗りが毎年かかせない。

毎日、風雨や強い日差しにさらされ又、山桜の下に位置している為、虫や小鳥の糞で汚れてくる。来館する皆様に不快な思いをさせてはと思い先日ペンキ塗りをしました。

今までは、ホワイトとセージカラーの2種類に色分けしていたが今回は、セージカラーに統一することにしペンキを調合しました。

まずホワイトを基調にグリーンを混ぜそれにプルシャンブルーを少しづつ加えていきます。セージカラーは、ホワイトが強くてもグリーンが強くてもいやみな色になりますので、ブルーを少しづつ加えることがポイントです。

次いで、カフェ前のテーブルと椅子をホワイトにペイントし、グリーンのガーデンパラソルと周りの木立に映えるようにし3日間の作業を終了しました。

「子を亡くした親の会」立ち上げのお知らせ

今年度の計画であった「子を亡くした親の会」を立ち上げます。

今までの活動を振り返って、未だ喪失感、苦しみ、悲しみ、悔しさを抱え震災当時から時間の変化を実感できないでいる人たちがいます。

風の電話で胸の内を吐露することで、心の負担を軽くする。重荷の半分は、風の電話に置いていく。

しかし、十分ではなく今度は、歌を口ずさんでいただければと思っています。風の電話も歌も口を開いてことばを発することにつながり、日常的に人とかかわりを持つ第一歩になると考えます。

次に、同じような境遇、立場に置かれている人たちが集まり、お互いの気持ちを語り合い、慰めあい、お互いの心情を分かり合い希望を見つけることが出来ればと考えます。風の電話にいらして御賛同を得られるなら「子を亡くした親の会」を立ち上げ寄り添っていければと思っています。

なお、「こころの架け橋」さんのご協力を得て会の運営を行うことになります。

風の電話に置いてある呼びかけのパンフレットは、こちらからご覧になって下さい。(PDFファイルが開きます)

色とりどりのバラと香りに包まれて

バラのシーズンも盛りを過ぎ、アジサイが出番を伺っている今日この頃。ベルガーディア鯨山では、色とりどりのバラと香りに包まれ以下の活動が行われました。

6月14日 クリスタルボウル ヨガ&朗読会

クリスタルボウルの音を聴くことで脳にリラックス効果を生み、ヨガで身体の緊張をほぐし、心身の開放感と、エナジーアップが得られるというものだそうです。

6月26日 森と風のがっこう吉成信夫コーチョーの北欧 旅行おみやげ話の会

岩手県葛巻町でNPO法人、岩手子ども環境研究所「森と風のがっこう」の理事長をつとめる吉成信夫氏をお招きし、6月中旬にいったばかりのムーミンのふるさと北欧のお話を若いお母さん、子どもたちと一緒に聞くことが出来ました。

バラのシーズン始まる

春の草花や花木が美しさを競い合い、幕を引くと待ってましたとばかりに牡丹、芍薬、モッコウバラが表舞台に立つ。花木では、メイフラワー、紅山法師、ゴールドチェーン、スノーボール等々が我がガーデンの立役者である。

出番を終え袖に引っ込むか引っ込まないうちに、艶やかなバラたちが芳香を漂わせ周りを圧倒して登場する。

この時期、新緑の初々しさは既になく、緑濃く枝が茂り、庭が閉鎖的に感じる。しかし、そのような環境だからこそバラの色も、香りもひときわ引き立つのかもしれない。

今年は、例年より早いのではと感じていたがやはりというか、一週間以上早めにシーズンを迎えたようです。しかし、早いのは花だけではなく、梅雨入りも早まりそうな気配で、とかくこの世はままならないように出来ているようです。