「風の電話」CD完成、発売中。

「風の電話」CDがようやく完成となりました。

東日本大震災より9月11日で3年半を迎えます。被災地の復興、被災者の心の復興にはまだまだ時間がかかります。

被災地の最大の危機は忘れ去られることにあると言われています。

被災地では忘れさられるべきではない多くの被災者の生活があることを忘れれずにいたい。忘れて欲しくない。

そんな想いを、風の電話と同様に言葉を口にする、歌を口ずさむということにより心の負担を軽くし、一日も早く被災者が日常生活を取り戻す願いを込めて三人(作詞:佐々木格、作曲:大久保正人、歌:さち)が協働してCD化に漕ぎ着けることが出来ました。

更に、風の電話の写真撮影で現地入りしていた写真家の藤原新也さんからCDジャケット用の写真提供の申し出があり、充分な時間と検討を重ね、この度、ようやくCDを完成することが出来ました。

皆様には、歌でも「風の電話」を感じてもらえれば幸いです。

CD風の電話はベルガーディア鯨山にて販売しております。CDについてのお問い合わせは、下記まで連絡ください。

 

電話 :0193-44-2544(佐々木)
e-mail:bell-gardia@aqua.plala.or.jp

8月の活動内容について

去る8月2日、東日本大震災で親を亡くした子供達の釜石、大槌地域の合同バーベキュー親睦会がベルガーディア鯨山、木ッ木の森で行われました。

当日は、時おり夕立まがいの雨が降ったり、がんがん太陽が照りつけるという面白い天候の中、30名の参加者は、宝探しやスイカ割り等で盛り上がりました。尚、当日の費用は日本在住韓国人の朴さん支援で実施されました。

8月22日には、宮古、釜石のハートフルセンターの障がい者の皆さんが「心と体」を元気にする会をベルガーディア鯨山でおこないました。

宮古センターの皆さんは今年で3回目ですが、釜石の皆さんは初めての参加であり受け入れ挨拶の後、20分ほどお互いを紹介しあうカード交換があり昼食にはいりました。その後は各自自由時間で絵を描いたり、木ッ木の森で遊んだり、お話をしたりと15時までの3時間と少しの時間を心身を開放してすごしました。

バーベキュー親睦会やるよー!

日本大震災で親を亡くした子供たちがいます。

6月の末、釜石の子供たちを震災直後から支援してきた、「釜石震災孤児支援会」の澤部 伊知子代表(東京在住)から連絡をいただきました。

一方、大槌町福祉課「震災孤児の里親の会」と協働し、宮古児童相談所と共に活動してきたベルガーディア鯨山。

両地域の子供達をバーベキュー及びゲームを通じて交流させ、親睦を図ろうということになり企画しました。夏休み中であり、クラブ活動、大会等各行事が詰まっている中、時間のやりくりをしていただき20名程の子供の参加が予定されています。

当日は、資金支援していただく韓国の方がたも駆けつけることになっており、総勢30人を超える大バーベキュー大会になりそうです。

震災孤児・遺児のお子さんで参加を希望する方は、早めに下記にご連絡下さい。ゲーム等の商品もあります。

日 時: 8月2日(土)11:00~16:00
場 所: ベルガーディア鯨山 木ッ木の森
参加料: 無料
連絡先: ベルガーディア鯨山 佐々木(0193-44-2544)

芝刈り機を買い替える

今まで使用していた芝刈り機のカール君、本来自走式なのですがクラッチ部分が壊れてしまい自分が押して使っていました。つまり、自分がエンジンの代役をしていたわけですが、よる年波には勝てず新車に替えました。

因みに、ガーデン内の維持管理に草刈り機にナイロンロープを取り付け草刈りしますと1週間を要し、芝刈り機と草刈り機を併用すると3日ほどで済みます。

しかし、草刈作業は1週間から10日で繰り返すことになります。これを5月~10月まで明けても暮れてもやるわけです。ガーデンの維持管理の70%はこれで、後の20%は草取り作業となります。

ここ数年は、秋になる頃に椎間板ヘルニアを発症し1ヶ月ほど痛みに耐えなければなりませんでした。今回、皆様のご支援で芝刈り機を新しくすることが出来ました。ありがとうございます。心より感謝申し上げます。作業負荷が大分軽減され、ヘルニアも予防することが出来、1ヶ月ほどの期間を無駄にすることなく他の活動が出来るものと思っております。

高台移転予定地に希少植物

我が家のすぐ上の杉林が、浪板地区の防集移転地域に指定されました。

当初スケジュールでは、今年の2月から杉の伐採が始まり6月ぐらいから家の建設が可能になるとのことでしたが、大分遅れています。

そのような状況の中、いよいよ来週から杉の伐採が始まります。それに先立ち現地調査をした結果、希少植物のキンサイイラン、カヤ、クモキリソウ等々が見つかったので移植すると町と業者から説明があった。

それには私の方がビックリ驚いた。今まで個人の業者の開発が周囲に何件かあったが、自生する植物にまで思いをはせる業者はいなかったのですから、さすが大槌町!

しかし、考えてみるとこのような感性を持って復興に当たることが最も大切なことではないかと思います。単に住むところを造れば良いのではなく、そこの環境とうまく調和させていく地域づくりを応援します。