絵本「かぜのでんわ」原画展開催のお知らせ

いよいよ近づいてきましたね!。

絵本「かぜのでんわ」が、2月中旬に出版になり、みなさまのお手元に届いていることと思います。その「かぜのでんわ」の原画展が下記日程で開催されます。

いもとようこさんの原画展は、非常にめずらしく都市部でも見る機会がなかなかないといわれています。今回、いもとさんのご好意で大槌町ベルガーディア鯨山「森の図書館」で開催することが出来ることになりました。いもとさんは「原画は絵本とは一味も二味も違いますよ」と話しています。是非、皆様には足を運んでいただき絵本のもととなった「風の電話」そして、絵本の原画を堪能していただきたいと思います。

尚、5月3日のアイリッシュハープコンサートと絵本「かぜのでんわ」読み聞かせのイベントを行います。アイリッシュハープ奏者は元宝塚の奈加靖子さんです。これまでも、度々被災地に入り演奏活動を続けられています。

また、奈加靖子さんと共演となる、絵本「かぜのでんわ」の読み聞かせをする方を広く募集いたします。ただし、ボランティア参加できる方に限ります。希望者は4月19日までに佐々木までご連絡ください。


開催期間: 2014年4月20日(日)〜5月18日(日)
開館時間: 10:00〜16:00(月曜休館)
入場料: 無料
イベント: アイリッシュハーブのしらべと絵本の読み聞かせ
5月3日(土)13:00〜
場  所: ベルガーディア鯨山 森の図書館
問い合わせ: 0193-44-2544(佐々木)

年度最後の里親の会

3月20日、今年度最後の大槌里親の会が「森の図書館」で行われました。

当日は、朝から雨が降り午後には雪に変わるという最悪のコンディションの中、15名の参加予定のうち11名に集まっていただき、午前10時から午後1時までの3時間、子供たちの勉強と里親、児童相談所担当者、大槌町担当者に我々も入り懇談がもたれています。

震災後3年が経ち、社会人、あるいわ大学生と巣立つてOBとなられた方もあり現在、里親の会も2家族となりました。児童相談所、大槌町の担当者も変わることからベルガーディア鯨山での「大槌町里親の会」活動も一旦終了とさせていただき、先のブログでも述べておりますように「震災行方不明者家族」の心の復興を目指した活動に切り替えていきたいと考えています。

なお、今回の里親の会は慶応義塾大学医学部講師であり、臨床心理士の矢永由里子さんの支援により開催されました。

我々といっしよに活動に参加し協力される方、また、資金的に応援される方を募集いたします。

銀行名 : 岩手銀行 大槌支店
店  番: 039
口座番号: 普通 2050680
口座名義: 佐々木 格(ササキ イタル)
お問い合わせ: ベルガーディア鯨山 佐々木 格(電話 0193-44-254)

今年最初の活動


今年最初の活動がスタートしました。「大槌里親の会」は3.11大震災で震災遺児となった子どもたちの里親の会で、里親達の悩みを話し合い、遺児達の成長を喜び合い、里親同士の繋がりを強くする会です。

ベルガーディアでの集まりは年数回実施していますが今年は、1月9日計画どおり実施することが出来ました。

今回、里親の会でのピザづくりワーショップは、昨年アメリカ9.11の遺族会が大槌の震災遺族と交流した際、グループの一人RajさんのアメリカのRai財団による寄付金により賄われております。

午前10時に子供達7人、里親3人、大槌町福祉課2人、宮古児童相談所2人、盛岡心のケアセンター1人、臨床心理士1人に我々ベルガーディア2人が加わり総勢18人で活動開始。

まず11時までは冬休み宿題の勉強。次にお待ちかねピザづくり、こどもたち1人ひとりにピザ生地を渡し、バジルペースト、トマトソースを塗り、ソーセージ、ベーコン、野菜類をトッピングした上にチーズをたっぷりのせ石釜にて3分、「トローリこんがりピザ」の出来上がり。

お腹一杯になった子供達は外であそび、大人達は里親達の話しに耳を方向けた。
こうして13時30分までの3時間30分、途中女の子が足を滑らし池に落ちズボンを濡らすというアクシデントはあったものの、活動は全員が楽しく又、明日への元気をもらって終了することが出来ました。関係者の皆さんご苦労様でした、そしてありがとうございました。

松家圭輔展おわる

11月15日から12月6日まで開催していた松家圭輔展が終了いたしました。

期間中、各地、各方面から200名を超える人達に見ていただくことが出来ました、皆さん一様に透明感のある色彩の絵に感動しそれを共有することが出来ました。

今後、作品が増え次第ですが年1~2回展覧会を予定しています。松家君が絵で自立できるように応援できれば非常に嬉しいことだと思います。また、私自身も70才を目の前にして、体力的に力仕事は無理が効かなくなっていますので又、絵描きの世界に戻ろうかと考えております。

何時の日か松家君と二人展をベルガーディア鯨山「森の図書館」ギャラリーで開催できればこの上ない喜びだと思っています。

この度は、遠いところ駆けつけてくれた皆さんに心からお礼を申し上げます。ありがとうございました。

尚、12月8日からは「森の図書館」にて世界のクリスマス絵本展が開催されます。いろいろな国のクリスマスの様子を絵本で楽しむことが出来ます。どうぞご家族で見に来てね!

 

森の図書館コンサート

11月25日、ベルガーディア鯨山「森の図書館」に於いて、チェロとピアノのミニコンサートが開かれた。

チェロ奏者は、北海道在住の土田英順氏、被災して主を失ったチェロを修理し、各地で200回以上コンサートを開催している。ピアノの鳥居はゆきさんは土田さんと共に演奏活動を続けている無くてはならない相棒だ。

エルガーの愛の挨拶に始まり、クラッシックの名曲の数々から子どもたちの大好きなアニメソングまで、時節がら雪の降る町をや日本の歌曲等90分にわたり演奏された。

当日は、大槌「里親の会」や「この指とまれ」の子どもたちが招かれ、大槌出身の歌手佐藤ひろみさんや、女優であり脚本家・詩人の近衛はなさん等といつしょに楽しんだ。