地図にない田舎の鍛冶屋

連日氷点下の気温が続く中、少しは暖かくなるかと思い鍛冶工房にこもり、昨年はをあまり作らなかった燭台作りをした。

昨年までは、鍛造しっぱなしの荒い強さの中に繊細さを求めた作品だったが、今年は少し変えてより繊細さを押し出す意味で研磨を加えて見た。

「粗雑な荒さ」と「研磨された繊細さ」磨き過ぎても面白さ、躍動感が失われるのでそのバランスが大事である。

仕事中は寒さも忘れているが、後で足の指先がかゆくなりしもやけになつたことに気づく。

とかく冬場の外仕事は問題が多い、しかし持った性分で、、何かしていないと一日無駄にしたような気分になる・・・・・・・貧乏性て奴ですかネ?

2013年も宜しくお願いいたします

2013年1月1日の日の出。

昨年末完成した、ツリーハウスから見る日の出はどんなだろうと上がってみた。冷たい、張りつめた大気を一瞬でやわらげる陽光がさし、まわりの木々が呼吸をはじめる。

長い暗闇と沈黙は、一瞬で生をとりもどし騒がしくなる。

新しい年が明け、また何かが始まる。

目に見えるもの、耳に聞こえるものは誰が見ても、誰が聞いてもそれ以上でもなければ以下でもない。

見えないもの、聞こえないものにこそ大事なものがかくされている。今、「感性の育み」が被災地の子供達にとって大切で必要とされている。

感性を豊かにすることで、いろいろな考え方が出来、物事の本質を追求できる。

自然豊かな環境で草花や小動物とあそび、それらの気持ちを理解する。

森の図書館からもちだした本を芝生にねころんで見たり、森のベンチ或いはツリーハウスにこもって見る。

自分の感性で想像、創造空間を大きく広げてほしい。

地図にない田舎、ベルガーディア鯨山は「子供達の感性の育み」、「心のケアを必要とする人」、「障がいのある方々」をベルガーディア鯨山を応援してくれる皆様と一緒に活動支援していきます。

今年もよろしくお願いいたします。

ツリーハウスはどうなったかなー

ツリーハウスへの渡りデッキが栗の木を超えて4メートル。デッキへの階段をどうもっていくかが問題でした、子供もお年寄りも上がれるようにスロープにしました。あとは、補助ロープをどの様に付けるかです。

ハウス内部より外のフィールドを見る。高さ2メートル程の木の上だが、見える景色は大きく変わっています。そのうちハウスに宿泊してみようと思っています。体験談をご期待下さい。