
「我は海の子」の一小節。
ー 煙たなびく苫屋(とまや)こそ我が懐かしき住家なれ ー
地図にない田舎、ベルガーディア鯨山の「森の図書館」に暖炉が出来、煙突も完成しました。薪を焚いてみると、煙が作ったばかりの煙突の角トップからゆらゆらと立ちのぼり周囲の木立と青空にとけこみます。
角トップの製作は二度目で、前回ステンレスで作ったときには熱ひずみのため変形して使い物にならなかった。(素人溶接の悲しさ、技術がなかった)今回は、2.0mmの鋼板を使い、切断と溶接を繰り返すことまる2日何とか完成にこぎ着けた。仕上げはブラックの耐熱塗料を噴き付けると既製品とかわらぬ出来ばえに見えます。
1. 母屋
2. ガーデンカフェ エバーグリーン
3. 鍛冶工房
4. 森の図書館
5. ツリーハウス
これで、地図にない田舎ベルガーディア鯨山には5本の煙突が立ち上がり、いずれかの煙突からは前述した光景が見られます。また暖炉の前は暖かな炎が揺らぐ癒やしの空間となり、より一層の感性の育む創造空間となることを願っています。



賢治が、大正8年2月2日の父あての手紙で大槌に薔薇輝石が産出することを記しています。これらのことを「賢治記念館」の佐藤 勝館長に確認した後、心当たりを探してみたいと考えていた。
いよいよ3月30日、探索に出かけた。坑道を三箇所見つけ内一つに懐中電灯をつけ入ってみた。足元は10cm位水が溜まり、相当深く、中で坑道が何箇所にも分かれ又、上下に分かれているところもある。入り口近くには、小鳥の巣があり、20mほど奥にはコウモリが棲息していた、電灯で照らしても微動だにせず逆さまにぶら下がっている。
