「風の電話」CD完成、発売中。

「風の電話」CDがようやく完成となりました。

東日本大震災より9月11日で3年半を迎えます。被災地の復興、被災者の心の復興にはまだまだ時間がかかります。

被災地の最大の危機は忘れ去られることにあると言われています。

被災地では忘れさられるべきではない多くの被災者の生活があることを忘れれずにいたい。忘れて欲しくない。

そんな想いを、風の電話と同様に言葉を口にする、歌を口ずさむということにより心の負担を軽くし、一日も早く被災者が日常生活を取り戻す願いを込めて三人(作詞:佐々木格、作曲:大久保正人、歌:さち)が協働してCD化に漕ぎ着けることが出来ました。

更に、風の電話の写真撮影で現地入りしていた写真家の藤原新也さんからCDジャケット用の写真提供の申し出があり、充分な時間と検討を重ね、この度、ようやくCDを完成することが出来ました。

皆様には、歌でも「風の電話」を感じてもらえれば幸いです。

CD風の電話はベルガーディア鯨山にて販売しております。CDについてのお問い合わせは、下記まで連絡ください。

 

電話 :0193-44-2544(佐々木)
e-mail:bell-gardia@aqua.plala.or.jp

芝刈り機を買い替える

今まで使用していた芝刈り機のカール君、本来自走式なのですがクラッチ部分が壊れてしまい自分が押して使っていました。つまり、自分がエンジンの代役をしていたわけですが、よる年波には勝てず新車に替えました。

因みに、ガーデン内の維持管理に草刈り機にナイロンロープを取り付け草刈りしますと1週間を要し、芝刈り機と草刈り機を併用すると3日ほどで済みます。

しかし、草刈作業は1週間から10日で繰り返すことになります。これを5月~10月まで明けても暮れてもやるわけです。ガーデンの維持管理の70%はこれで、後の20%は草取り作業となります。

ここ数年は、秋になる頃に椎間板ヘルニアを発症し1ヶ月ほど痛みに耐えなければなりませんでした。今回、皆様のご支援で芝刈り機を新しくすることが出来ました。ありがとうございます。心より感謝申し上げます。作業負荷が大分軽減され、ヘルニアも予防することが出来、1ヶ月ほどの期間を無駄にすることなく他の活動が出来るものと思っております。

高台移転予定地に希少植物

我が家のすぐ上の杉林が、浪板地区の防集移転地域に指定されました。

当初スケジュールでは、今年の2月から杉の伐採が始まり6月ぐらいから家の建設が可能になるとのことでしたが、大分遅れています。

そのような状況の中、いよいよ来週から杉の伐採が始まります。それに先立ち現地調査をした結果、希少植物のキンサイイラン、カヤ、クモキリソウ等々が見つかったので移植すると町と業者から説明があった。

それには私の方がビックリ驚いた。今まで個人の業者の開発が周囲に何件かあったが、自生する植物にまで思いをはせる業者はいなかったのですから、さすが大槌町!

しかし、考えてみるとこのような感性を持って復興に当たることが最も大切なことではないかと思います。単に住むところを造れば良いのではなく、そこの環境とうまく調和させていく地域づくりを応援します。

ペンキ塗り

森の図書館前のテラスに置いてあるテーブルセット、木製のためペンキ塗りが毎年かかせない。

毎日、風雨や強い日差しにさらされ又、山桜の下に位置している為、虫や小鳥の糞で汚れてくる。来館する皆様に不快な思いをさせてはと思い先日ペンキ塗りをしました。

今までは、ホワイトとセージカラーの2種類に色分けしていたが今回は、セージカラーに統一することにしペンキを調合しました。

まずホワイトを基調にグリーンを混ぜそれにプルシャンブルーを少しづつ加えていきます。セージカラーは、ホワイトが強くてもグリーンが強くてもいやみな色になりますので、ブルーを少しづつ加えることがポイントです。

次いで、カフェ前のテーブルと椅子をホワイトにペイントし、グリーンのガーデンパラソルと周りの木立に映えるようにし3日間の作業を終了しました。

「風の電話」歌になる

今度、風の電話が作詞 佐々木格、作曲 大久保正人さんで歌になります。5月13日に1回目のレコーディング。その後、20日に微調整を加えたレコーディングでほぼCD化が決まりました。

会えなくなった大切な人へ、風にのせて想いを伝える風の電話。誰もいない電話ボックスで自分の胸の想いを電話で語りかける。そこの空間には、自分と会えなくなった大切な人の二人だけ。言葉で語りかけても、ただ思い切り泣いてもいいのです。

言葉に出したり、泣くだけでも喪失感、苦しみ、悲しみ、悔しさが少し和らぎます。

今度、歌を口ずさんでみてください。歌には、あなたの想い、会えなくなった方の想いがうたわれています。

言葉を、歌を口ずさむことで以前の日常を取り戻すキッカケになればと思っています