風の電話に音楽を置いていく

岐阜県のカメラマン三浦さんがベルガ―ディア鯨山を訪れました。大船渡の子供園に「ハロウィーン柿」を柿農家の方と届けるために来たのです。

そして、ご一緒に来たのがアルパ奏者の奥村陽子さんでした。石巻のコンサートに名古屋から来て、終了後、どうしても「風の電話」に行って震災で亡くなられた方々に音楽を”置いていきたかった”と言います。

私も初めて耳にするパラグアイの楽器で、日本には3人の奏者しかいないそうです。それにしても「音楽を置いていく」とはこれまた初めて聞く言葉で聞き返したほどでした。

アルパの音色はハープとよく似ていると感じました。涙を浮かべての演奏どんな人生を歩んできたのでしょうか?

今まで「風の電話」の前で演奏したのは、ヴァイオリンの松本克己さんと2人目ですが、スピリチュアルな雰囲気と相まって、いずれもなかなか良いものです。