チェロとピアノのコンサート

8月6日、昨日の三陸花ホテルロビーに続きベルガーディア鯨山森の図書館でコンサートが開かれた。

仙台フィルハーモニー管弦楽団に副主席チェロ奏者として在籍している、吉岡知広さんの「是非に」との思いで実現しました。彼が言うには、「音楽とは本来こういう所で少人数でやられたものだ」ということでした。
音の響きは非常に良く、聴衆も9人、建物も彼が学んだヨーロッパが想い出されるという雰囲気に、エルガーの愛の挨拶 Op.12からチェロの豊かな音色が響いた。

今までチェロ奏者は田中さん、土田さん、吉岡さんと3人の方が演奏しているが夫々素晴しい至福の時間を堪能させて頂いています。これも皆槌音プロジェクトの臺さんのおかげです。感謝いたします。

「風の電話」がつなぐヴァイオリンコンサート

5月20日午後2時、「風の電話」を背景にヴァイオリンソロによるアメージンググレイスが薫風に乗って流れた。

日本フィルハーモニー交響楽団の人気奏者である松本克己さんである。去る、2月25日静岡で行われた講演会とその後ヴァイオリンコンサートでお会いしたのが初めてでした。

盛会裏に終了した後、懇親会が静岡ボランティア協会により開催された。お酒が入りすっかり打ち解け約束したのが「風の電話」を訪れ演奏することでした。多忙を極めている奏者ですので「まさか」と思っていたのですが、今回「愛とヒューマンのコンサート委員会」今野 強代表の計らい実現することが出来ました。松本さん、今野さんその他の関係者の皆さんありがとうございました。

このほか野外での演奏は「この道はいつか来た道」の2曲、その後は「森の図書館」でエルガー愛の挨拶、クライスラー「愛のかなしみ」「愛のよろこび」、ドヴォルザーク「ユーモレスク」、シューベルト「アベマリア」等でした。

「風の電話の物語」講演会 ありがとうございました

去る、2月25日静岡県 ALWFロッキーセンターで行われた「風の電話の物語」講演会。当初50名の募集に対して100名を超える皆様にお集まり頂き、90分の時間を楽しくまた、有意義に過ごす事ができました。

内容は、大槌の被災状況、復興の進捗状況、風の電話設置した背景、発想の原点、森の図書館立上げの背景、運営の考え方、物事の本質は見えない隠れたところにある等など。又、地元NP法人ヒューマン・ケア支援機構の上藤 美紀代さんの「絵本かぜのでんわ」の読み聞かせがあり、短く感じられた90分でした。

講演会は17終了し、18時30分からは会場を静岡音楽館AOIホールに移し、日本フィルハーモニー交響楽団1stヴァイオリン奏者 松本克己さんによる「東日本大震災復興への祈りをこめて」ヴァイオリンコンサートを開催されており、コンサートの収益金は、被災地支援として活用させて頂くと共に「風の電話」の活動支援のために寄付していただきました。

この場をお借りしてNPO静岡県ボランティア協会、松本克己ヴァイオリンコンサート実行委員会、公益財団法人静岡県労働者福祉基金協会、ライフサポートセンターしずおか事業部の皆様方に心よりお礼申し上げますありがとうございました。

追伸:
1週間留守にして3月1日帰宅しました。ところが風の電話BOXを見ると・・・いつも電話を訪れる人達をやさしく迎えてくれるお地蔵さまがいません、主のいなくなった小さな座布団だけがポッンと残っていました。誰か必要ある人が連れて行ったものと思われます。

誰かの役に立っていることはお地蔵さまも本望だと思っていることでしょう。できれば座布団も一緒に連れていつて欲しかった。お地蔵さま風邪などひかぬように!

世界のクリスマス絵本&写真展

ベルガーディア鯨山「森の図書館ギャラリー」では、下記要領で世界のクリスマス絵本展を開催します。絵本展は、昨年以上に絵本を充実させ、更に電飾やライトアップされたクリスマス写真も併せて展示します。どうぞご高覧ください。

ベルガーディア鯨山では、南ロータリークラブ有志の皆さんの協力のもと、今後も写真のテーマを設定し、シリーズで地域と全国を比較対象してみる写真展を企画しています。

開催日 : 2014年12月10日~12月25日(毎週月曜日定休)
時  間: 午前10:00~16:00
会  場: ベルガーディア鯨山「森の図書館ギャラリー」
入場料 : 無料
主  催: ベルガーディア鯨山
協  賛: 神奈川県南ロータリークラブ有志
後  援: 大槌町教育委員会
問い合わせ: 0193-44-2544

野外トーク&ライブで感動を共有する

昨日、9月27日ベルガーディア鯨山においてCD「風の電話」の制作記念トーク&ライブが行われました。

野外のため台風16号の影響が心配されましたが当日は、晴天の秋日和で暖かな午後の日差しを背に浴び、80数名の参加者の皆さん方が「風の電話」が出来るまでの経緯を、それぞれの立場(作詞・作曲・歌・写真)から紹介される話に聞き入っていました。

一部のトークが終わり、二部のライブに入ると雰囲気はガラリと変わり、さちさんの歌声や大久保さんの奏でる尺八、篠笛がガーデンに響き渡り、身体が木々の葉や青空に吸い込まれとけて自然と一体になったように感じました。

最後には、参加者全員で「風の電話」を歌い、感動を共有しライブを終了いたしました。

蛇足になりますが、歌「風の電話」の歌詞の一番は、ごく一般的な日常生活を風の電話があったなら、あなたは誰と話をするのでしょうか?」と歌っています。

二番は、普段どうりの日常生活送っているところに突然不幸が襲い掛かり、最愛の人を失ってしまう・・という、残された遺族の悲しくて苦しい想いを表現しています。

三番は、お亡くなりになった方の想い、「残念で悔しい。しかし、その遺族には現実を受け入れて欲しい。自分はいなくなったけれど、何時もあなたのそばにいます。何時も見守っています。」というメッセージを歌っています。

これらの”こと”を想い、あなたも是非「風の電話」を口ずさんでみてください。