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1925年(大正14年)1月5日、雪の花巻を東北本線最終列車に乗った宮沢賢治は八戸駅で八戸線に乗り換え種市へ、・・・・4泊5日のイーハトーブ三陸海岸の旅が始まった。この旅で花巻出発前に詠んだ「異土への出発」をはじめ「暁穹への嫉妬」「発動機船Ⅰ、Ⅱ,Ⅲ」「旅程幻想」「峠」の七編の詩を詠んでいます。

私の住んでいる大槌町と関係ある詩は、薔薇輝石を詠んだ「暁穹への嫉妬」と大槌川原で詠んだ「旅程幻想」の二つがあります。

東日本大震災後、被災地に生き残った我々は無念のうちに亡くなった方々や、これから生まれてくる子供たちに「どう生きなければならないか示す責任がある」と考え、宮沢賢治の「世界がぜんたい幸福にならないうちは個人の幸福はありえない」の基、「利他の精神」を道標として、またそれらの活動を可視化するとして二つの詩碑建立を計画しました。

2016年「暁穹への嫉妬」を、日の出を望む浪板海岸花ホテルはまぎく駐車場わきに建立しました。二基目となる「旅程幻想」の詩碑は、新しくなる大槌駅舎わきに建立することになりました。

将来的にはこれらの詩を結ぶ久慈から釜石まで、テーマ性のある新しい周遊ルートを開発。我々のガイドで全国の賢治フアンを、謎の多いイーハトーブ三陸海岸旅行を追体験する企画の提案を行い、被災地の交流人口の拡大につなげ、文学による心の復興を図っていきたいと考えています。詳細は下記のURLをご覧ください。

https://readyfor.jp/projects/kenji-shihi